ひとり起業・ひとり社長の始め方、商品づくり、仕事の仕組み化をまとめています。

Marketing

集客の基本

ひとり起業の集客はどこから始める?順番の決め方

目次
  1. 集客の入口は4つある
  2. 最初は身近な人から
  3. 見つけてもらう場所を1つ作る
  4. 続けられる方法を選ぶ
  5. 反応を測る
  6. 集客の順番の目安
  7. よくある迷いと答え
  8. 次にやること

ひとり起業の集客は、まず身近な人に自分の仕事を伝えるところから始め、並行して「見つけてもらえる場所」を1つだけ整えるのが現実的です。いろいろな方法を一度に始めると、どれも中途半端になります。手間と効果が出るまでの時間を比べて、順番を決めましょう。

集客の入口は4つある

集客の入口は、大きく4つに分けられます。

  • 直接伝える(知人への声かけ、紹介の依頼)
  • 発信する(SNS、ブログ、メール)
  • 検索で見つけてもらう(ホームページ、地図、記事)
  • 広告を出す(ネット広告、チラシなど)

それぞれ、始めやすさと、効果が出るまでの時間が違います。直接伝える方法は、すぐに始められて、反応も早く分かります。検索は、整えるのに時間がかかりますが、一度整うと、あとから問い合わせが来ます。

広告は、費用をかければ早く結果が出ますが、見合う利益が出るかを見極める必要があります。最初は、お金をかけない方法から始めるのが無難です。

最初は身近な人から

最初のお客様は、身近な人のつながりから生まれることが多いです。

家族、友人、元同僚、近所の人、SNSでつながっている人などに、「こういう仕事を始めた」と伝えます。売り込む必要はありません。事業の内容と、どんな人の役に立ちたいかを、短く伝えれば十分です。

その場で依頼がなくても、あとで思い出して紹介してくれることがあります。そのときに説明しやすいよう、一文の自己紹介と、問い合わせ先を用意しておきます。

身近な人に伝えるのは、気恥ずかしく感じるかもしれません。しかし、最初の反応は、事業を磨く貴重な材料にもなります。

見つけてもらう場所を1つ作る

身近な人だけでは、いずれ限界がきます。そこで、知らない人が自分を見つけられる場所を、1つ作ります。

選ぶ基準は、自分の仕事と、お客様の探し方に合うことです。

  • 地域の店やサービスなら、地図で探されることが多い
  • 専門的な相談なら、検索で調べられることが多い
  • 見た目や雰囲気が大切な仕事なら、画像中心のSNSが向く
  • 文章や考え方で選ばれる仕事なら、ブログやメールが向く

お客様が悩んだとき、どこで探すかを想像してみてください。その場所に、小さな入口を置くところから始めます。

続けられる方法を選ぶ

集客は、続けて初めて効果が出ます。そのため、自分が無理なく続けられる方法を選ぶことが、何よりも大切です。

文章を書くのが苦でなければ、ブログやメール。人と話すのが得意なら、交流会や個別の声かけ。写真が好きなら、画像のSNS。得意なことを軸にすると、続けやすくなります。

頻度も、最初は少なめに決めます。毎日投稿を目標にして、3日で止まるより、週に1回を数か月続けるほうが、積み重なります。

続かなくなったときは、方法を変えても構いません。合わない方法に固執せず、別の入口に切り替える柔軟さも必要です。

反応を測る

集客は、やりっぱなしにしないことが大切です。簡単な記録をつけます。

  • どの方法で、何件の問い合わせがあったか
  • 問い合わせの人は、何を見て来たか
  • 契約につながったのは、どの経路か

問い合わせを受けたときに、「どこで知りましたか」と聞くだけでも、情報が集まります。数字が少ないうちは、手書きのメモで構いません。

反応のある方法には、時間を多めにかけます。反応のない方法は、改善するか、やめる判断をします。時間は限られているので、効果のあるところに集中させましょう。

集客の順番の目安

ここまでを踏まえて、順番の目安を示します。

  1. 身近な人に、自分の仕事を伝える
  2. 事業の一文自己紹介と、問い合わせ先を整える
  3. 見つけてもらう場所を1つ作る(地図、ホームページ、SNSなど)
  4. 反応を見ながら、続ける・改善する・変える
  5. 余裕ができたら、2つ目の入口を足す

この順番は目安です。仕事の種類や、お客様の様子で、入れ替えても構いません。大切なのは、1つずつ着実に進めることです。

集客で意外と効果があるのは、すでに仕事をしたお客様との関係を大切にすることです。新しい人を探すより、一度つながった人に、また相談してもらうほうが、手間が少ないことがあります。

納品のあと、お礼の連絡を送る、困りごとがないか聞く、新しいサービスを知らせる。こうした小さな連絡の積み重ねが、リピートや紹介につながります。

集客は、新規の獲得とともに、既存のお客様を大切にすることも含まれます。バランスよく取り組みましょう。

よくある迷いと答え

Q. 何から始めても反応がないときは。

A. 1か月ほど試して反応がなければ、届け方を変えてみます。ターゲット、言葉、場所のどれかがずれている可能性があります。身近な人に、説明が分かりやすいかを聞いてみるのも有効です。

Q. 複数の方法を同時に進めてもよいですか。

A. 余裕があるなら構いませんが、最初は1つか2つにとどめましょう。手を広げすぎると、続かなくなります。慣れてから少しずつ増やします。

Q. 広告はいつ使えばよいですか。

A. 商品の中身が固まり、申し込みの流れが整ってから検討します。広告は、整っていない状態で出すと、費用だけがかさむことがあります。少額から始めて、結果を見て調整してください。

Q. 営業や売り込みが苦手です。

A. 売り込むのではなく、役立つ情報を発信して、興味を持った人が来てくれる形にすると、負担が減ります。苦手なことを無理に頑張るより、得意な方法を選びましょう。

集客を始めるときは、目標の数字も小さく決めておくと続けやすくなります。たとえば、1か月に5人と話す、1か月に問い合わせ1件を得る、などです。大きな目標を立てすぎると、達成できずに気持ちが折れてしまいます。小さな目標を積み上げ、できたことを記録していきましょう。

次にやること

今日できることは次のとおりです。

  • 事業の内容を伝えられる身近な人を、5人書き出す
  • 一文の自己紹介を作り、そのうち2人に送ってみる
  • お客様がどこで探すかを想像して、最初の入口を1つ選ぶ

選んだ入口は、1か月続けてから、反応を見直します。短期間で判断せず、少し続けて様子を見るのがコツです。

数字を見るときは、短期の増減に一喜一憂しないことも大切です。1週間の問い合わせが0件でも、翌週に3件来ることはよくあります。最低でも1か月単位で傾向を見て、方法を見直すかどうかを決めましょう。焦らず、続けるうちに道が見えてきます。

また、集客の方法を決めたら、その方法でお客様が最初に目にするものを整えておきます。プロフィール文、自己紹介、実績の一覧など、第一印象を左右する部分です。ここが整っていないと、せっかく見つけてもらえても、問い合わせにつながりません。

集客の効果は、業種や地域で大きく変わります。自分の状況に合わせて調整してください。