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Marketing

集客の基本

ランディングページの構成。上から順に何を書くか

目次
  1. 1. 最初の画面
  2. 2. 悩みへの共感
  3. 3. 解決の内容
  4. 4. 料金と流れ
  5. 5. よくある質問
  6. 6. 申し込みの案内
  7. よくある迷いと答え
  8. 次にやること

ランディングページは、ひとつの商品やサービスを紹介し、申し込みや問い合わせにつなげるための1枚のページです。上から順に「誰の何のためか」「悩みへの共感」「提供内容」「料金と流れ」「よくある質問」「申し込み」を並べると、読み手が迷わず判断できます。

ランディングページは、ひとつの目的に絞ったページです。

ホームページは、事業全体を紹介するもので、いろいろな情報へのリンクがあります。一方、ランディングページは、「この商品を申し込む」という1つの行動に、読み手を導きます。

他のページへのリンクを減らし、申し込みまでの流れを一本にすることで、迷わずに行動してもらえます。無料の相談、資料請求、体験の予約、商品の購入など、目的を1つ決めて作ります。

1. 最初の画面

ページを開いて最初に見える部分で、続きを読むかどうかが決まります。

  • 誰のための商品かが分かる見出し
  • 得られる変化を、一言で伝える説明
  • 申し込みへの入口(ボタン)

たとえば「小さな店の店主さんへ。SNSの運用を、月に数時間で回せるようにします」のように、対象と変化を示します。

誇張した表現は避けます。「売上が大きく上がる」のような言い切りは使わず、提供できる範囲を、正直に伝えます。画像を使う場合は、商品や仕事の内容が伝わるものを選びましょう。

2. 悩みへの共感

次に、読み手の悩みに寄り添います。

  • 今、どんなことに困っているか
  • その悩みを放っておくと、どうなるか
  • すでに試したが、うまくいかなかったこと

自分のことだと感じてもらえる内容にします。「SNSを更新する時間がない」「何を投稿すればよいか分からない」など、実際の読み手が口にする言葉で書きます。

脅すような書き方や、不安をあおる表現は避けます。共感し、寄り添う姿勢で書けば、読み手も安心して先を読んでくれます。

3. 解決の内容

悩みの次に、提供する内容を説明します。

  • 商品やサービスの概要
  • どんな方法で解決するのか
  • 特徴(他と何が違うか)
  • 含まれる内容と、含まれない内容

内容は、箇条書きなどで、見やすく整理します。専門用語を避け、初めて見る人にも伝わる言葉で書きます。

実績や、お客様の声があれば、載せます。作り話や、実在しない声を載せることはしません。まだ実績がなければ、無理に載せず、サービスへの考え方や、提供の姿勢を丁寧に伝えましょう。

4. 料金と流れ

料金と、申し込みから提供までの流れを示します。

  • 料金(税込みか税別かも明記)
  • 支払いの方法と時期
  • 申し込みから終了までの流れ
  • 期間や回数
  • キャンセルや返金の扱い

流れは、番号付きの手順で書くと分かりやすくなります。「1. 申し込み、2. 日程の調整、3. 提供、4. 完了後のフォロー」のように、簡潔に示します。

料金が分かりにくいと、読み手は不安になり、離れてしまいます。追加の費用が発生する場合は、条件を明確に書いておきます。

5. よくある質問

申し込み前に出やすい疑問に、先に答えておきます。

  • 初心者でも大丈夫か
  • 途中で解約できるか
  • 支払い方法は何があるか
  • どれくらいの期間で、変化を感じられるか
  • 他に必要なものはあるか

実際に聞かれた質問を、そのまま載せるのが効果的です。質問に答える形で、不安を解消できます。

効果については、個人差があることも、正直に伝えます。誰にでも同じ結果が出る、という書き方は避けましょう。

6. 申し込みの案内

最後に、行動を促します。

  • 申し込みのボタン(目立つ色と、分かりやすい文言)
  • 申し込み後に何が起こるか
  • 問い合わせ先

ボタンの言葉は、「申し込む」「相談を予約する」など、行動が具体的に分かるものにします。ページの途中にも、ボタンを置いておくと、読み終わる前に決めた人が迷いません。

フォームの項目は、できるだけ少なくします。名前とメールアドレスだけで済むなら、それで十分です。

ランディングページは、スマートフォンで見る人が多いため、スマートフォンでの見え方を最優先に確認します。文字の大きさ、ボタンの押しやすさ、画像の読み込みの速さなどを、実際の端末で試しましょう。

ページ全体の流れは、「共感、納得、安心、行動」の順で読み手の気持ちが動くように並べます。悩みに共感してもらい、内容に納得してもらい、不安を取り除き、最後に背中を押す。この流れを意識すると、構成が整います。

文章は、1つの文を短くし、改行をこまめに入れます。画面が小さいと、長い段落は読みにくくなるからです。大事な言葉は、太字などで目立たせてもよいですが、使いすぎると効果が薄れます。

デザインは、色を3色以内に抑えると、まとまりが出ます。ボタンの色は、他の部分と区別できる色にします。凝った装飾より、読みやすさと分かりやすさを大切にしましょう。

よくある迷いと答え

Q. ページの長さは、どれくらいがよいですか。

A. 商品の価格や、複雑さで変わります。価格が高いものや、検討に時間がかかるものは、長く丁寧に説明する必要があります。気軽な申し込みなら、短くても構いません。

Q. 作ったあとに、改善する方法は。

A. 見た人の数と、申し込んだ人の数を記録します。見ているのに申し込まれないなら、内容や料金の説明を見直します。

次にやること

今日できることは次のとおりです。

  • ページの目的を、1つに決める
  • 6つの構成ごとに、書く内容を箇条書きで下書きする
  • 身近な人に読んでもらい、分かりにくい部分を教えてもらう

下書きができたら、ページ作成サービスなどで形にします。完成したら、小さく公開して、反応を見ながら直していきましょう。

ページを公開したあとは、数字を見ながら少しずつ改善します。最初の画面の見出しを変えたら申し込みが増えたか、ボタンの位置を変えたらどうか。一度に変える点を1つにすると、効果が分かります。

また、ページに書いた内容と、実際の提供内容にずれがないか、定期的に確認します。料金やサービスの内容が変わったのに、ページが古いままだと、トラブルのもとになります。

制作の途中では、第三者に見てもらい、「何のページか分かるか」「申し込みたくなるか」を聞きます。自分では気づかない分かりにくさが見つかります。見てもらう人は、ターゲットに近い人が理想です。身近にいなければ、事業に詳しくない家族や友人でも、文章の分かりやすさを確認する助けになります。

ページに載せる写真やイラストは、自分で用意したものか、商用利用が認められた素材に限ります。権利の確認を怠ると、公開後に問題が起きるおそれがあります。素材を使う場合は、利用条件を保存しておくと、後から確認できて安心です。

広告や表示に関する法律は、商品によって異なります。表示の内容について不安があるときは、専門家や公的機関の案内を確認してください。