ひとり起業・ひとり社長の始め方、商品づくり、仕事の仕組み化をまとめています。

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商品づくり

デジタルコンテンツ販売の始め方と場所の選び方

目次
  1. 売れるデジタルコンテンツの種類
  2. 作る前に確かめること
  3. 売る場所の選び方
  4. 価格と説明文
  5. 注意したい法律と権利
  6. 売ったあとの育て方
  7. 次にやること

デジタルコンテンツ販売は、文章、テンプレート、音声、動画などのデータを、ネット上で売る方法です。一度作れば在庫なしで何度でも売れるのが特徴で、ひとり起業と相性がよい販売方法です。始めるときは、売るものを決め、売る場所を選び、価格と説明を整えます。

売れるデジタルコンテンツの種類

個人が売りやすいデジタルコンテンツには、次のようなものがあります。

  • 解説資料や電子書籍(特定の悩みに絞った内容)
  • テンプレート(見積書、企画書、計画表など)
  • チェックリストやワークシート
  • 音声や動画の講座
  • イラストや写真などの素材

売れやすいのは、「買った人がすぐに使えるもの」です。読んで終わりの情報より、そのまま使えるテンプレートや手順書のほうが、価値を感じてもらいやすくなります。

自分の仕事の中で、繰り返し作っているものがあれば、それが商品の種になります。たとえば、毎回作っている資料の雛形は、同じ悩みを持つ人にとって役立つ可能性があります。

作る前に確かめること

作り込む前に、需要があるかを確かめます。

  • 同じ分野で、似た商品が売られているか
  • 検索やSNSで、関連する悩みの質問が出ているか
  • 身近な人に聞いて、欲しいと言われるか

似た商品がすでに売られているなら、需要はあると考えられます。そのなかで、自分の商品がどう違うのかを説明できるように考えます。対象を絞る、内容を実用的にする、説明をやさしくするなど、違いの出し方はいろいろです。

需要が不明なときは、見本を一部だけ公開して、反応を見る方法もあります。

売る場所の選び方

売る場所は、主に3つの種類があります。

  • コンテンツ販売のプラットフォーム(出品して売る)
  • 自分のホームページやオンラインストア
  • SNSやメールを使った直接販売

プラットフォームは、決済や配信の仕組みが用意されているので、初心者でも始めやすい反面、手数料がかかります。手数料の率は運営会社で違うので、利用前に確認してください。

自分のサイトで売る場合は、手数料を抑えられる代わりに、決済や配信の設定を自分で整える必要があります。集客も自力で行うことになります。

最初は、すでに利用者が多いプラットフォームで試すと、始めるハードルが低くなります。売れる感覚をつかんでから、自分のサイトに広げる順番が現実的です。

商品を作るときは、最初から大作を目指さないのがコツです。10ページ程度の短い資料や、1枚のテンプレートでも、必要としている人には十分に価値があります。長く作り込むほど、公開が遅れ、反応を確かめるのも遅くなります。

作る順番は、まず骨組みを書き、次に中身を埋め、最後に見た目を整えます。途中で第三者に見てもらい、分かりにくい部分を指摘してもらうと、完成度が上がります。

ファイルの形式も、買った人が開きやすいものを選びます。PDFなら、多くの機器で表示できます。テンプレートなら、よく使われている表計算やドキュメントのソフトで開ける形式にしておくと親切です。

ファイル名や、フォルダの整理も、使いやすさに関わります。「はじめにお読みください」という簡単な説明書を同梱すると、迷う人が減ります。

価格と説明文

価格は、同じ分野の商品の相場を参考に決めます。作る手間は大きくても、買う側が感じる価値で値段が決まります。

説明文では、次の点を明確にします。

  • 誰のための商品か
  • どんな悩みが解決するか
  • 中身の構成(目次や、含まれるファイル)
  • 使い方と、使える環境
  • 返金や、再配布の取り扱い

見本や目次を載せると、購入前の不安が減ります。内容を誇張せず、実際に得られることを正直に書きましょう。

注意したい法律と権利

デジタルコンテンツを売るときは、権利に気をつけます。

  • 他人の文章、画像、音楽を無断で使わない
  • フォントや素材のライセンスを確認する(商用利用の可否)
  • 個人情報や、取引先の情報を載せない
  • 医療、法律、投資などの分野では、断定的な表現を避ける

とくに素材やフォントは、商用利用が制限されている場合があります。利用規約を読み、販売する商品に使ってよいかを確認してください。

また、継続的に収入が出ると、確定申告で所得として申告する必要があります。税金の扱いは、税務署や税理士に確認しましょう。

販売を続けるうえでは、一つの商品に頼りすぎないことも考えます。商品が増えると、買ってくれた人に次の提案をしやすくなり、収入の波も小さくなります。

ただし、最初から商品を増やしすぎると、管理が追いつきません。1つの商品を磨き、手応えを得てから、2つ目に進みましょう。

また、販売後のサポートの範囲を決めておくことも大切です。質問への対応は、メールのみ、返信は数日以内など、無理のない条件を明記します。条件を伝えておけば、お客様も安心でき、自分の負担も抑えられます。

商品が古くなったときは、更新するか、販売を終了するかを決めます。内容が現状と合わなくなったまま売り続けると、信頼を損ねてしまいます。

売ったあとの育て方

売れたあとは、買った人の声を聞き、商品を育てます。

質問が多い部分は、説明を足します。使いにくい点があれば、更新版を出します。購入者に更新を無料で案内すると、信頼にもつながります。

販売ページにも、定期的に手を入れます。検索で見つけてもらえるよう、言葉を整えるのも効果的です。

販売を始めたら、数字も見ていきます。ページを見た人の数、購入した人の数、問い合わせの内容などです。見た人は多いのに買われないなら、説明文や価格を見直します。見る人自体が少ないなら、知ってもらう方法を考えます。

1つの商品が売れると、関連する商品を考えやすくなります。たとえば、テンプレートが売れたら、その使い方を解説した資料を作る、といった展開です。買ってくれた人の悩みは、次の商品の種になります。

迷ったときは、自分が買う側だったらどう感じるかを想像してみてください。説明を読んで内容が想像できるか、価格に納得できるか、買ったあとの使い方が分かるか。買う側の目線で見直すと、足りない点が見つかります。

次にやること

次の3つを実行してみましょう。

  • 自分の仕事の中で、繰り返し作っているものを3つ書き出す
  • そのうち1つについて、似た商品がどう売られているか調べる
  • 商品の名前、対象、価格の案を決め、見本を作る

小さなものから出して、反応を見ながら作り足していきましょう。

最後に、販売ページの文章は、買う人が読む順番を意識して並べます。最初に悩みへの共感、次に商品の内容、その次に価格と購入方法、最後によくある質問の順にすると、読みやすくなります。

収入の額は、商品や状況によって大きく変わります。無理のない範囲で始めてください。